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2016.08.26

セルフ・キャリアドックとは何か?

セルフ・キャリアドックという名称が正式に使われ始めました。

今年4月からのキャリア形成促進助成金の新カテゴリーである導入助成コースで、「セルフ・キャリアドック制度の導入」が掲げられています。

そしてその説明として、「労働者に定期的にキャリアコンサルティングを提供する制度」と書いてあります。

キャリア形成促進助成金の導入助成コースの前身である企業内人材育成推進助成金にもキャリアコンサルティング制度の導入は助成の対象としてありましたので、助成金そのものは今回から新しく導入されものではないのですが、セルフ・キャリアドックという名称が新たに使われるようになったということになります。

別に従来の「キャリアコンサルティング制度」という用語でも良かったような気もしますが、要すれば、定期的にキャリアコンサルティングを受ける機会を設定するのが重要であることを強調するために、新しい用語を使い始めたということのようです。

「ドック」という言葉は「人間ドック」の「ドック」です。

人間ドックは、身体の健康状態に関して年に1回チェックするわけですが、キャリアの健康状態(ひいては心の健康状態につながるわけですが)に関しても、年1回(定期的に)チェックすることを推奨していることになります。

なぜ助成金を出してまで国はキャリアコンサルティングを推進しようとしているのでしょうか。キャリアコンサルティングを実施するキャリアコンサルタント資格が4月1日から国家資格化されたことも、これに軌を一にした動きです。

グローバル化、IT化、少子高齢化、スピード化、競争激化など様々な言葉で形容される経済社会の変化に対応するためには、国民一人ひとりが自律的、主体的にキャリアを形成していくことが必要であるというのが、国からの説明です。

そのためには、従来は求職者や転職者のみに利用されていたキャリアコンサルティングを、通常に会社などに属している在職者にも拡げていくというのがセルフ・キャリアドックの主旨ということになります。

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