社員カウセラー養成講座

研修 概要

これまで接客や営業は、個人の持って生まれた素質による向き不向きがあり、後から学んで身に着けることは難しいと思われてきました。しかし、現代の脳科学・心理学の研究により、大人になってからでも、対人能力は十分向上させることができることがわかってきました。
本講座では、カウンセリング理論だけでなく、実際のカウンセリングで使われている技法を、サロンでの接客場面に合わせ、使いやすくアレンジしたものを学んで頂くことが出来ます。その場しのぎの接客テクニックではなく、心理学の研究成果に沿った、お客様との深い信頼関係(ラポール)を構築するための接客のあり方を身に着けることを目指します。その結果、お客様が「この人は私のことを分かってくれている」と感じ、貴社スタッフを信頼して安心して話すことができるようになれば、次の来店のみならず、物販や追加サービスの購入率等も格段に上がることでしょう。
本講座の全過程を修了し、試験に合格された方には、社員カウンセラー資格を授与いたします。資格取得後も、学んだノウハウを無意識に使えるレベル(習慣化)に到達し、真の接客のプロフェッショナルとなるため、継続学習システムが用意されています。「意識して使える」スキルから、「意識しなくても使える」スキルへとレベルアップし、自然にお客様との間に信頼関係を築く、“一生使える接客力”を身に着けていきましょう。

こんなオーナー様、店長様にお勧めいたします

研修の目的

1.プロのカウンセリング技術を学び、いち早くお客様との信頼関係を築くことを目指します。
2.お客様との信頼関係を構築することで、リピーターを増やすだけでなく、その他売上増加に貢献します。
3.信頼関係の構築法を身に着けることで、お客様との関係だけでなく、職場やプライベートの人間関係も改善します。

研修の特徴

1.接客に役立つプロのカウンセリング技法

具体的にどのような考え方や行動が、コミュニケーション力の向上、そしてお客様との信頼関係構築に結び付くのかを理解していただきます。

2.美容業界の現場に特化した実践的な研修

本講座は、美容業界に特化しております。現場で必要とされるサービスシーンを想定した実践的な実習により、学んだことを明日からでもすぐに使って頂けます。

3.自己概念まで変える本格的なコーチング手法

人は自分で期待している自分以上の存在にはなれません。目標を達成できない理由の 80%以上は自分で自分にブレーキを踏んでいるからです。心理学・心理療法の専門家として、受講者様が潜在意識レベルで抱える問題にもアプローチするため、根本的な変化が期待できます。

4.充実したフォローアップシステム

講座の内容を理解し、実際の接客場面で意識的に使っていただくだけでなく、講座で学んだ内容を意識しなくても、自然に実践できるようになることが、本講座の最終目標です。よって、講座終了後も、資格更新のための継続学習システム(定期的に開催されるスキルアップ講習や、メルマガ等)によって、「意識して使える」スキルから、「意識しなくても使える」スキルに常にレベルアップさせていきます。

研修プログラム(基礎編 10 時間、応用編 10 時間、全 20 時間)

時間 内容 手法
基礎編
第 1 回
(5 時間)
自己概念とカウンセリング技術
はじめに 講義
脳の特性
  • 可塑性と安定化志向
  • 無意識が99%の行動を支配している
  • 学習の 4 段階(1.無知の無能2.意識の無能3.意識の有能4.無意識の有能)
講義
自己概念とモチベーション
  • 自己概念(「私は〇〇〇な人間です。」)が行動を決める。
  • 実際の自己概念と現実のギャップ
  • ギャップ解消法
講義
カウンセリング理論・技術の初歩、導入のベネフィット
  • 関係作り〜コミュニケーションとは〜
  • 受容・共感・自己一致
  • カルテ方式(適宜)
ロールプレイ
  • あ行トーク&サイレントトーク
  • 基礎的ソーシャルスキルトレーニング(SST)
  • 視線・うなづき・各種マイクロカウンセリング技法
◇自己効力感向上の宿題:評価記録表
講義
実習
基礎編
第 2 回
(5 時間)
2 中級カウンセリング技術(前半)とラポール
自分を知る
  • 共感力テスト
講義
ワーク
アセスメント能力について
  • カルテ・アンケート方式(適宜)
  • お客様のライフスタイルの理解
  • メタモデルの理解(歪曲・省略・一般化)
    「短めの〜」=適切なオーダーの認識
  • 短時間で、的確に理解するための質問の仕方
  • 短時間で、的確に理解するための質問の仕方
    • お客様の表象認識パターン
    • 全てのタイプに対応するための聴き方、質問の仕方
  • お客様のニーズ(悩み)の理解
    • スケーリングメソッドによるニーズの優先順位を正しく理解するための聴き方、質問の仕方
ラポールを築く会話術(ロールプレイ)
  • 一人称で話す(I message)
  • ペーシング&ミラーリング
    • 表象認識( VAK パターン)(モダリティ)とは
    • 自分の表象認識パターン
    • お客様の表象認識パターン
  • オープンクエスチョン
  • お客様の表情やしぐさの読み取り方
    • お客様のモダリティを見定める方法を学び、実践する方法
  • お客様の負担を軽減する声がけ
    • コフート(自己対象)理論
    • NLP 等を使ったラポールの作り方
    • メタモデル
  • 侵襲性への配慮
  • ロールプレイ:NG ワード
◇自己効力感向上の宿題:評価記録表
応用編
第 1 回
(5 時間)
4 中級カウンセリング技術(後半)とリフレーミング、信頼される提案 講義
自己開示について ワーク
役立つ技法
  • ペーシング・ミラーリング
ピンチを乗り切り、価値観を変えるリフレーミング
信頼される提案方法
  • 施術後のイメージの正しい伝え方
    •   表象認識パターンの復習
    •   お客様別に仕上がりのイメージを伝える方法
  • お客様への説明に最も適切なタイミングの選び方
  • お客様に納得いただけるサービスの説明の仕方
    • お客様の納得を引き出すための 3 つの事前質問
    • お客様の優位モダリティ別必要な情報の伝え方
  • ワーク:流星(TwoWay)
  • ロールプレイ
    • ここまでのカウンセリング技法確認
    • リフレーミング(台本用意)
    • お客との対話の注意点(厳密な言葉の応答、同じ目線)
◇自己効力感向上の宿題:評価記録表
応用編
第 2 回
(5 時間)
3 総合カウンセリング技術とリピーターを増やす売上アップ秘術 講義
売上をアップさせる接客(座学&ロールプレー)
  • 売上を上げる接客とは
  • 情報の非対称性(美容師とお客様の知識レベルの差)
  • 次の来店までに生じるであろう問題に関するアドバイスの仕方
  • 自分の幸せな未来がイメージできないものと、売り込まれていると感じるものは買わない
  • 専門家ではないお客様に分かってもらえるように伝えるために必要な情報の選び方、伝える方法
  • 良いものを買うのではなく、“良さそう”なものを買う
ワーク
リピーターをつかむためのアフターフォロー、返報性
  • 人は 3 カ月続いたことは習慣になる生き物
  • サロンの良さを知ってもらう方法
  • お客様のライフスタイルに応じた日常ケアのアドバイス
  • お客様のライフスタイルの理解を元にした、それに応じた選択肢の与え方、選択肢についての
    説明の仕方、質問の受け方と答え方
  • 取捨選択の決断
専門家としての意識
  • 専門家としてのアイデンティティーの確認
ロールプレイ
  • ここまでのカウンセリング技法確認
  • リフレーミングと表象システム(台本用意)
  • お客との対話の注意点(厳密な言葉の応答、同じ目線)
終わりに
◇自己効力感向上の宿題:評価記録表